外房の海



ここに初めて来たのはもう10年以上前。
岸壁が続く光景は、先日行った銚子同様に圧巻だ。
少々危険な道を通るため、あえて場所は書かない。
昔行ったときは友人達と車で行ったので、『遠すぎる』イメージがあってなかなか行く気になれなかったが、去年から始めた山歩きで自信が着いたので、行ってみる事にした。

こちらは先月行った時。

人が全くいないように見えるが、シーズンともなると結構人が来る。
カメラに収まらないようにするのが難しい。

海も良いのだが、ここに来るまでの道中もまた良いのだ。
立秋も過ぎて、まだまだセミががんばっているが、空気は秋の気配を感じさせてくれる。


今回はこんな格好で海へ。海に行く格好には見えない(笑)。
履いているのは地下足袋で、現地でシューズから履き替えて移動。
途中泥道、岩場などで非常に滑りやすいのでコレがなかなか使える。
すぐに乾くのも良い。


そして、役に立つのがタワシ。

前回行ったときの教訓で、この浜の砂はベタベタとよく体に着いて取れにくい。そこでタワシを使って落とすのだ。

途中はこんなトンネルが。中は湿っていて非常に滑りやすい。
この先はすぐに崖になっていて、ロープが設置されている。
確か昔はロープなんて無かったのだが、それほど危険になってしまったのだ。

浜辺の途中も崖崩れの跡が。
昨年の地震の影響というよりは割と最近のように見える。

さらに先に進むと洞窟があるのだが、カメラを持ったまま行けるような場所ではないので、断念。

またこの岸壁をカメラに収めたいが、シーズンが終わってからの方が良さそうだ。
(了)